サラリーマン社長の自己研鑽ブログ

独立・起業を目指す雇われ社長による日々の気づきと学びの記録

私の好きなもの、手に入れたいもの。

どーも、サラリーマン社長です。

 

 今回は私がずっと読み続けていて、今の自分の考え方に大きな影響を与えてくれているChikirinの日記のあるエントリーについて私が考えたことを記録したいと思います。

 私が”ちきりんの日記”と出会ったのは15年くらい前でした。24歳にしてやっと「4年くらいひたすら麻雀やらパチスロやらバカラやらやってきたけど、どうやら自分にはギャンブルの才能はないらしい。麻雀は生業じゃなく趣味程度でやった方が断然おもしろい」と気づいたころです。その頃には大学も辞めてしまっていましたが、とりあえず父親のコネで都内のメーカーに就職してサラリーマン生活を始めます。

 そんなころ、地元の高校の後輩で自分が一目置く男(向こうにしてみればこんなダメ野郎に一目置かれてもと思っていたでしょうが)と飲んでいた際に、その男(当時まだ大学1・2年!)から「最近このブログが周りで流行ってるんですよ」と教えてもらったのが”ちきりんの日記”でした。

 

 正直なところ当時はちきりんさんの思考になかなかついていけず、「そんなかんがえかたもあるんだ~、なるほどね~」と思う程度でした。そこからは数年に一度、思い出したときにチョコチョコっと読んだりしている感じでした。

 それから社会人として経験値を上げて、ひょんなことから責任あるポジションに就き、いろいろな変化の中で少しづつ自分の「だらしない・目先の快楽に抗えない・わがままですぐ感情を発露するetc.」といった性格がおさまってきたのがここ4・5年。30代後半になってから”ちきりんの日記”を読み返したところ、昔と同じ記事を読んでいるのに受けるインパクト・感情の波・それを受けて考える内容が全然違っていました。自分の成長を感じることができる、一番の瞬間がこのブログを読んでいる時といっても過言ではないです。

 

 最近では毎日少しづつ過去のブログを読み返して、今日現在だからわかる”ちきりん”さんの時代を見通す先見性や筆者の考えの普遍性を楽しんでいます。

 ブログの中で繰り返しテーマになっていることで、私が共感し課題にしていることが3つあります。

 それは

  • 変化を恐れない
  • 働き方は変えられる
  • 自分の頭で考えよう

ということです。モットー:「変化を恐れない」 という考え方も”ちきりん”さんの影響が大きかったです。そして「働き方は変えられる(変えていい)」という考えにも影響を受け、自分は常に次のライフスタイルを考えながら仕事も勉強もしています。

 そして何より「自分のアタマで考えよう」、これに関しては”ちきりん”さんの本のタイトルになっている通り、筆者の根底に常に流れているテーマです。私は気を抜くとすぐに『思考停止』に陥り、それまでの学校教育や世間の常識、周りの雰囲気などに流されてしまいます。しかし”ちきりん”さんは日常の興味をもった事象に対し、いつも「自分のアタマで考えて」意見を述べてくれます。”ちきりん”さんはいつも『その意見が正しいかどうか』よりも、『自分のアタマで考えて出した意見か』を最重要視しているのです。その姿勢が、今の私にとって輝いていて憧れるのです。

 まだまだ私は「自分のアタマで考える」ことが癖になっていませんが、このスキルを身につけることが私の人生の第一優先の課題だと思っています。この思考ベースを持つことができれば、あらゆる時代のあらゆる事象に対して「自分は○○○だと思う」と意見を持つことができます。それがないと、自分の働き方・自分の人生観/ライフスタイルを自分の意思で決定することができなくなり、世の中に流されて人生が進んでしまうことになります。

 これまでさんざん世間の常識や周りの雰囲気に流されて生きてきましたが、今の私にとってこれ以上他人に流されてライフスタイルを決定されることは絶対にイヤです。「自分のアタマで考えて」失敗する(失敗の定義は難しいですが)人生の方が、他人に流されて成功する(?)人生より百倍いいと本気で思っています。”ちきりん”さんは間違いなく、今の私の価値観を形成する重要なファクターになっています。

 

 今回本当はそんな”ちきりん”さんのブログの興味深かったエントリーについて、それを読んで『自分のアタマで考えた』ことを書こうと思っていたのですが、前段が長くなってしまったので次回のエントリーにしようと思います。。。